初めて聞いた言葉

こんにちは、有料老人ホーム翔陽です。

先日のレクリエーションの時間にとても嬉しいことがあったのでアップします。

８月に施設がオープンしてから約半年。

毎日のように顔をあわせていた利用者さんの新しい発見がありました。

病気のため身体が思うように動かず、

「うん」「ううん」のみで職員と会話していた利用者さん。

NGワード（都道府県）を職員が決め、そのNGワードをあてないように利用者さん一人一人が都道府県を言っていこうというレクをしていた時のことです。

話せない利用者さんにはなかなか難しいと思います。

ですが、「おおいた」と言葉が出たんです！！！

もうNGワードどころではありません。

初めて声を聞いて職員全員が感動でした。

入所前は「意識もしっかりしているのかわからない」「声も出ない」と聞いていました。

一緒に過ごすなかで「意思がある」ことは職員もわかっていました。

しかし、「発語がある」というのは誰も気づいていませんでした。

それからは職員全員がしつこいくらいに話しかけます。

「おはよう」と返ってくるまで職員が「おはよう」と言い続けます。

「こんにちは」と返ってくるまで職員が「こんにちは」と言い続けます。

「おやすみ」と返ってくるまで職員が「おやすみ」と言い続けます。

利用者さんはちょっとうんざりした顔していますが（笑）

今日は「はい、こんにちは」と返してくれました。

これからもっともっと話ができるようになればいいなと思っています。

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